クロアチアを縦断中のあそび隊。
プリトヴィツェ湖群国立公園からスプリトまで、バスに揺られること5時間半。
スプリトに1泊し、さらに5時間バスで南下して、世界遺産ドゥブロヴニクに向かいます。
前日にスプリトまで乗ったバスと偶然にも、同じバス会社の同じ運転手さん!!
とても優しそうで、丁寧に対応してくれたので、よく覚えていました。
向こうも覚えていてくれて、顔を見るなり、「ムキニャ、ムキニャ!(私たちがプリトヴィツェ湖群から乗車したバス停の名前)」と笑顔で迎えてくれました。
乗るなら青いATPバスが安全運転でおすすめです。wifiも使えるし。約5時間の移動もなかなか快適で、酔いやすい隊長でも大丈夫。
クロアチア南部は、かなり細長いため、途中でお隣の国ボスニア・ヘルツェゴビナを通ります。
パスポートコントロールがあり、バスの中にパスポートをチェックする人が入ってきます。そこで全員のパスポートを確認。ただ見るだけでスタンプなどは特に押されません。それでもちょっとドキドキ。
そんな、ぷちボスニア・ヘルツェゴビナ旅行も終え、いくつかの海沿いの街を通り過ぎる。
アドリア海沿いは、全体的にヨーロッパ人のリゾートのようで、途中の町でもたくさんの観光客が降りていく。もっと、各駅停車のように移動してもよかったかもしれないな。
途中から土砂降りの雨。右側走行で断崖の真上を進むときは、本当にヒヤヒヤ…。
5時間の旅路を終え、「アドリア海の真珠、世界遺産のドゥブロヴニク」だ。
そういえばテレビのCMで見たことあるかな程度で、ドゥブロヴニクは完全にリサーチ不足。どの部分が真珠なんだろうと考える隊長…
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雨のドブロヴニク、旧市街を散策します
旧市街を散策する日は、残念ながら朝から雨。
でも今日しかないし、行ってみよう!
私たちの宿は、観光客が目指す旧市街からはちょっと離れた静かなエリアにあり、そこから旧市街へ向かう観光客で、バスは超満員。
大きな体の人が下りるときには、柔らかい体が触れる…というか、押しつぶされる。
あー、早くここから抜け出したい!満員電車は嫌いだ〜〜!
混雑した車内に慣れていない群馬人にはきついし、ツラい時間だった。
早く降りたい気持ちでいっぱいで?というか本当に間違えて、かなり手前のバス停で降りちゃった。結局いっぱい歩くことに…。
前日も宿を探すために、バックパックをを背負ったまま1時間半程度歩いたので、新人はぶーたれ顔です。海を見ながら旧市街へ向かって歩くこと約15分。旧市街の入り口の門に到着。
ドゥブロヴニクは規模がデカイ!! さすが世界遺産。そして人も多い。
それでも、今日しかないんです。気を取り直して、歩いてみましょ。
ドゥブロヴニクの旧市街は城壁に囲まれていて、その中は昔からの街並みがそのまま残っている。
通り沿いはカフェやレストランが多いけど、奥の方は今でも人が住んでいるし、アパート型の宿泊施設もたくさんあるようだ。
狭い範囲にたくさんの大きな教会があり、いくつか入ってみる。
しーんと静まり返った広い礼拝堂は畏れ多さと神秘的な空気で、心が浄化される感じ。
外のにぎやかさから、厚い壁一枚で別世界。
誰がどこの教会にお祈りしていたんだろうと思いをはせる。それぞれ宗派が違うんだろうなぁ。
あっという間に本降りの雨になってしまった。
眺めの良い城壁の上を歩くつもりでいたんだけど、雨が止むまでしばらく待機することに。
インフォメーションで雨宿りしながら、モニターに映し出された晴れた日の映像をフランス人のおばちゃんと眺める隊長。しかも、モニターに映った景色を写真に撮っている…
晴れたらこんな風に見えるのか〜〜!!
フランス語はよく分からないけど、言いたいことはわかる。
晴れた日のこんなドゥブロヴニクが見たいけど、雨だから…。この映像だけでも撮っておくか、みたいなね。うん、うん、わかるよ、その気持ち。
城壁ウォークで、ドゥブロヴニクを上から眺める
雨の中、帰らずにしばらくねばってていたら空が明るくなってきた。
よーし、城壁ウォークだ!ちなみに有料です。
上から見る景色は、さっきまでの迫ってくる感じとは違って、街全体がかわいらしく見える。
空は一気に晴れてきて、なんだか暑くなってきたぞ。また天気の神様に助けられた〜。ありがとう。
こんなところに学校か!?バスケットコートが建物に合わせて変化していて面白い。狭い路地でサッカーボールを蹴っている子どもたちもいたしね。
歴史と一体化した景色の中で、日常を過ごしている人がいるんだね~。
ここが現代だったということを思い出させてくれる景色だ。
ここで育っている子どもと、新しいモノに囲まれた日本の子どもでは、やはり考えていることは違うんだろうなぁ…。なんて一瞬、教員目線に。
さよならアドリア海の真珠、ドゥブロヴニク
滞在最終日。やっと晴れた気持ちのいい日。しかし、私たちは次の地へ向かうので空港へ。
ドゥブロヴニク空港へ向かうバスは、ちょっと高台を通り、アドリア海に突き出た旧市街全体が見える。
晴れた日の海を見ながら、きっとあの海のキラキラが「アドリア海の真珠」に違いない!と確信した隊長。(その後、その意味を調べてみると、美しい旧市街全体が真珠とのこと。あー、そうですか。)
あっという間のドゥブロブニク滞在。
郊外に宿泊して海沿いを朝ランできたのも気持ちよかったけど、もし次回があれば、旧市街の中に泊まり、その雰囲気を楽しんでみたいなぁって思ったのでした。
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