全10日間のクロアチア滞在。私たちが利用したのは、「Sobe ソベ」や「Apartman アパルトマン」。日本では聞き慣れない宿泊施設ですが、あまり豪華な旅は…という旅人さんに、とってもおすすめ!
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「Sobe ソベ」「Apartman アパルトマン」とは?
ざっくり言うと、どちらも「民泊」…という定義になるのでしょうか。
ホテルやユースホステルのような、24時間レセプションやらルームクリーニングやらのサービスがなく、その分お安く泊まれる宿泊施設!です、はい。
「Sobe」と「Apartman」の違い!?
なかなか、鋭い質問ですね。
この2つの違い……むむむ、正直、分かりません!
強いて言えば、sobe は、よりホームステイに近い感じ??寝室はプライベートだけど、トイレは共用、みたいな??一方の apartman は、寝室やトイレ、キッチンもプライベートが確保されている。
こんな感じでしょうか。
でも、まあ、詳しく知らなくても…ね。自分の条件に合う宿さえ見つかれば…ね。どうしても知りたい方は、crotabiさん を参考にされると良いかと。とても詳しく、すばらしい説明がされておりました。感服です…うぐっ
「Sobe」や「Apartman」に宿泊するには?
私たちは、主に、宿泊サイト「booking.com」で事前に宿をとりました。
でも、現地に着いてから、観光案内所で紹介してもらった旅人さんもいるようです。また、バスターミナルなどの主要な場所にいる、客引きのおばちゃんと交渉しながら、泊まるところを決める、という旅人さんも。
そういえば、プリトヴィツェのバス停で、年配のご夫婦が、宿泊客のお迎えに来ていました。「宿泊サイトに登録していないから、お客さん集めも大変なの」と。とっても感じのよいご夫婦で、泊まるお客さんがうらやましい、と思ったほど。
確かに、メジャーどころの宿泊サイトに登録している宿のほかにも、たくさん宿はあるわけで…。
ま、なんにせよ、自分に合った方法で、宿をとるのがベストだと思います。ストレスも少なくて済むし。
ビビりな私たちには、宿泊サイトが一番しっくりきましたけどね。へへ。
「Sobe」や「Apartman」に宿泊するときの流れ
泊まる部屋が、貸主さんと同じ敷地内であれば、ピンポンを押して「こんにちは~」も可能ですが、貸主さんが別のところに住んでいる…となると、少々やっかい。
だって、貸主さんから鍵を受け取らないと、部屋には入れないですから。
流れは、ざっとこんな感じ↓
①到着時刻を事前にメール、電話で連絡。もしくは、「今○○に到着しました~」の連絡。
②貸主さん、登場。貸主さんと一緒に、部屋の中へ。どきどきの瞬間です。鍵のかけ方をしっかりと確認しておくといいですよ。ドアの開け方が、ちょっと複雑な場合もあるし…。
③貸主さんにパスポートを渡し、身元確認。政府に、宿泊者リストの書類を届け出るために、コピーを取られます。たいていの場合は、写メでしたね。
④キッチンやシャワーなど、設備の説明を受ける。洗濯機がある場合、使い方を聞くといいと思います。表示が、日本とはまーったく異なるのでね。あと、Wifiのパスワード!これ、大事。
⑤チェックアウト時の鍵の返し方を確認。で、さようなら、ありがとう。的な挨拶をして無事、終了。おつかれさまでした~!!
一般的に、こんな感じのところが多かったです。貸主さんに会えれさえすれば、楽勝です♪
「Sobe」「Apartman」のメリット・デメリット
メリットは?
宿泊代がホテルの半分!!
1日の予算を、1人5000円としていた私たち。あ、あくまで予算ですよ。
食費などもそこから出すわけだから、まあ、宿代は高くて1人3000円。
ザグレブの旧市街エリアで、ダブルやツインルームを探すとすると…
ホテルは少なくとも70ユーロ(約8700円)ほどかかりますが、sobe や apartman であれば、その半分の35ユーロ(約4300円)で十分に満足できる部屋に泊まれます。1人あたり、2000円程度!!
これは、ありがたい!!
キッチン付きで節約&健康ゲット!!
apartman には、簡易キッチンがついているところが多く、鍋やフライパン、食器など、一通りのものがそろっています。ただ、油や調味料などが置かれていることは稀ですが…。
sobe は、キッチンが共同だったり、キッチン自体がなかったり、と、宿によって異なるようです。
キッチン付きは、節約のミカタ。
外食ばかりしていたら、お金が湯水のようになくなってしまいますからね。
それに、健康のミカタでもあります。
旅行中は、食事が偏ってしまいがち。いつもパン、とか、毎日ピザ、とか…。気付けば、ぜんぶ炭水化物じゃん!みたいな、ね。
だから、新鮮な野菜を買ってきて、サラダにしたり、炒めたり。
野菜類を意識的に食べたいときに、キッチン付きはありがたかったです。
暮らすように滞在!!
ホームステイタイプの sobe であれば、地元の人の暮らしそのものを、目にすることができ、クロアチアのことをよく知る機会になります。遠い親戚やおばあちゃんの家に遊びにきた感じに似ているでしょうか。
宿泊客が他にいるのであれば、いろんな人と交流するチャンスもありますしね。
それに比べ、アパートの一室をまるごと借りる apartman は、自分の家にいるときと近い感覚を味わえます。滞在期間が、長ければ長いほど。また、居心地がよい部屋であれば、あるほど。
窓から外を眺めるのもよし、ビール片手にテレビを見るのもよし、鼻歌を歌いながら料理するもよし…。
くつろぎ度MAXです!!
デメリットは?
貸主さんとのやりとりが必須…
ホテルに泊まる場合、こちらからホテル側に連絡をすることは稀ですが、sobe や apartman に泊まるとなると、到着時刻が遅れるだの、家が見つからないだの、ピンポン押しても誰もいないだの、何かと、連絡を取り合うことが多くなります。
私たちは、SIMフリーの携帯すら持っていなかったので、当然、現地SIMもゲットできない…。フリーWifiのあるカフェや、Wifi付きのバスを利用して、貸主さんとやりとりをしました。
でも相手がいつ読んでくれるか分からないし、Wifiがつながる場所を探さなきゃだし、英語でのやりとりだし…。ちょいちょい、ストレスが…。
現地で使える携帯電話があれば、そうしたストレスは軽減されると思いますが。
どこにあるのか見つけにくい…
sobe や apartman があるのは、主に一般住宅地。地図が読めないと、たどりつけませんよー!地図が読めたって、迷子になることもありえますから…。
また、地元の観光局に登録している sobe や apartman には、青い看板が付いていますが、それぞれの宿の名前までは明記されていません。
名前が表記されていないので、本当にココなのか?と不安になることもあります。でもそんなときは、迷わず、ノックするなり、ピンポン押すなりしてみましょう!当たって砕けろ!です。あ、砕けちゃマズイか…。でもね、ほんと、どうにかなるものですよ。
ちなみに、☆の数は、設備等のランクが記されているそうです。
でも泊まってみた感じ、あまり関係ないように思いました。☆☆で「おおっ!」というところもあったし、☆☆☆で「ん?」ということろもあったし。
「Sobe」と「Apartman」のまとめ!
ホテルのように、サービスが充実しているわけではないけれど、地元の人の暮らしに、そっと寄り添うような形で滞在できる sobe と apartman。
クロアチアという国が、とっても身近に感じられると思います。
バックパッカーの旅人さんだけでなく、ぜひ、いろんな方に体験してもらいたいです!!
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