「トラブルには合わなかった??」
ときどき聞かれる質問です。
そりゃあ、出くわします!大なり小なりのハプニング…。
迷子になったり、
乗るはずだった電車に乗り損ねたり、
シャワーから出る水がまさかの塩水だったり。
かつて、あそび隊の新人は、けっこうな心配性でありまして、
ちょっとしたイレギュラーで、ぷちパニックになることも。
でもね、ゆる旅を通して学んだんです。
あ、トラブルって、ココロのあり方ひとつで「何とかなる」もんなんだな、と。
自分のココロが変われば、状況が変わる。
状況が変われば、結果も変わる。
そんな風に思えるようになりました。
うん、心配性の新人は、旅を通して大きく成長したんです。
今回は、新人のような心配性な方に向けて、
トラブルが起きたときのココロのあり方について、お伝えしていきたいと思います。
さあ、みなさんも、心配性の殻を捨てちゃおーう!!
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「もうダメだ…」「ツイてない…」vs「ぜったい何とかなる!」
あそび隊がタスマニアを旅しているとき、乗車予定のバスに乗れなかったことがありました。
ま、そんなことは日常茶飯事だったのですが、
このときばかりは、焦りました。
だって、そのバスに乗れなかった=最終目的地である Kettering Ferry Terminal 行きの最終便バスに乗り換えられない…、
という図式が、私たちの頭の中に浮かんだから。
次の日に行けばいい??
いやいやいや、もうね、どうしてもその日中に行って、自転車借りて、1泊2日のサイクリングをしたかったんですっ。
サイクリング屋のおじちゃんだって、待ってるんだから。
と、いつだって、並々ならぬサイクリング愛を持つあそび隊なのです。
このとき、心配性の新人の頭のなかは、
あ~、もう、どうする?
間に合わないよ~っ!
もうダメだ…ツイてないっ!
なんで時間を間違えたんだっ!!
と、ネガティブモード。
ひとり悲劇のヒロイン状態です。
それに比べ、余裕のよっちゃん隊長は、
ぜったいに何とかなる!
ぜったいに間に合う!!
と、落ち着いたご様子。
パ二くる新人をなだめ、とりあえず次に来たバスに乗り込みます。
停留所でバスが止まる度に、時間を気にし、
ちょいちょいマイナスなことを言う新人に対し、
「大丈夫。間に合うよ!」と、ちょ~ポジティブ対応な隊長。
マイナスなココロでいたら、
マイナスなことが起こっちゃうでしょ!!
だって。
フン。そんなこと言ったって、心配なもんは心配だもん…。
と、ふくれっ面の新人。
…ま、隊長の言うことも分かるけどね。ぷんすか。
と、自分のココロと格闘しながらも、どうにかこうにか、落ち着く新人。
今思えば、新人のマイナス感情があまりにもむき出しだったから、
隊長はそれ以上にプラス感情だったのかもしれません。
やっぱね、全てはバランスなのでね。
バスに揺られること約30分。乗り換え地点が見えてきた。
はたして、あそび隊は乗り継ぎのバスに間に合ったのか否かっ!??
まだ起こっていないことを心配しても仕方ない!!
トラブル発生から約1時間後。
あそび隊は、るんるん気分でバスの中。
そう!つまり!!
最終目的地のケタリングフェリーターミナル行きの最終バスに、乗り換えることができたわけです。
隊長が言った通り、「何とかなった」のです。
あれだけ無理そうだったにも関わらず。
あれだけ新人が心配していたにも関わらず。
このとき、新人は思うんです。
あれ?ほんとに何とかなったぞ。
心配していた自分は、一体何だったんだ??
心配性の新人に、隊長は日ごろからよく言っておりました。
まだ起こってもいないことを、
あーだこーだ心配しても仕方ない。
ふむふむ、なるほど。
確かに、結果がどうなるかを心配する必要はないのかも。
あたふたしたところで、結果は変わらないわけだし。
無駄な心配ってところかな。
むしろ、ぐちぐち言っていたら、ココロの中も大荒れ状態。
その結果、余計マイナスな結果につながるかもしれない。
「こんなときに限って…」的なことが起こりやすくなるかもしれない。
それだったら、
「何とかなる!」とドーンと構えて天にゆだねる
のも悪くないのかな。
そんな風に、ゆる~く考えるようになり、
トラブル時のココロのあり方を変えてみると、
ほんとに「何とかなる」結果に落ち着くから、フシギなもんです。
思い返してみると、こうした体験は、この出来事だけでなく、
旅をしている間中、多々ありました。
北イタリアで予約した宿が見つからず、露頭をさまよったときも、
クロアチアで予約した宿のオーナーさんと連絡がとれず途方に暮れたときも、
オランダの田舎道で自転車のタイヤがパンクしたときも。
いや~、ほんと、いつだって何とかなったし、
その度に、助けてくれた人たちの優しさが身に染みて身に染みて。
そっか、そっか。
まだ見ぬ結果を心配しても仕方ないこと!なんだ。
もうね、こうなってくると、
ハプニングひっくるめ、体験した全てのことにありがとう!ってな境地です。
旅を通して新人が学んだ、と~~~っても大切なココロのあり方なんです。
「今」に焦点を当てて、できることをやる!
トラブルが起きても、「何とかなる」と信じ、ココロをフラットに保つ。
大切なのは、これだけではありません。
あそび隊の体験から言わせていただくと、
「今」に焦点を当てて、できることをやる!
ことも、トラブル発生時には大切なこと。
たとえば、タスマニアのバスの一件のとき、
ただひたすらに「間に合いますように…」と手を合わせるだけだったか、
と言うと、そうではアリマセン。
バスの中で、手を合わせて祈ること以外にあそび隊がしたこと。
それが、「運転手さんに話をする=自分にできることを行動に移す」でした。
何時ごろ着くのか、
何時に乗り換えのバスが出るのか、
そんなことを運転手さんに聞きに行ったわけです。
いつもはそんなに積極的じゃないけれど、切羽詰まってましたからね。
必死です!行動あるのみ!!だったんです。
でも実際に、この「行動する」が、ビンゴ!!!
運をぐぐっと引き寄せました。
あそび隊がバス停に到着したとき、乗り換えのバスの発車時刻は過ぎていました。
もはやここまでか…と思いながらも、最後の悪あがきでバス停まで猛ダッシュ。
そこにバスの姿はありません…。
がっくし肩を落としていると、1台のバスがあそび隊の前で停車。
「Kettering まで行きたい子って君たちのコト?」
ん?このおじさん、なんでうちらのこと知ってんの?
ていうか、このバス、どこ行き!?
とフシギそうな顔をしているあそび隊に向かって、バスの運転手さんは、
「このバスが Kettering 行きだよ。乗ってきな!」
っっって!!!!!!
ううう、、、バスの運転手さんから後光さしてるっ!
まさしく、神さまが降臨した瞬間でございました。
なんて運がいいんだろう♪と、
意気揚々とバスに乗り込んだのは言うまでもアリマセン。
きっと、私たちの事情を知った最初のバスの運転手さんが、
無線でこのバスに連絡を入れてくれたにちがいありません。
なんてありがたいのでしょう!
あのとき、積極的に行動してホントによかった!!
…と、自分たちの都合の良いように勝手に推測し、感謝する。
これもまた大事かな、と思います(笑)
「まだ見ぬ結果」を心配する必要はないけれど、「今」と向き合い、「今」できることをやる。
結局は、「今」どう行動するか。
それが、結果につながるのかな。
と、思うあそび隊なのです。
「運」を味方につけて、ハプニングを楽しむ旅に!
旅は予測不可能です。
自分の思い通りにいかないことも、たっくさんあります。
きっと、みなさんの旅も、ぎょぎょっとしたり、ハラハラしたり。
でもそんなとき、ふと思い出してほしいんです。
今回あげた、あそび隊流のハプニング攻略法を(笑)
まだ見ぬ結果を心配して怖がるよりも、
深呼吸して、ココロ落ち着かせ、「何とかなる」とまず唱える。
そして、「今」やるべきことをやる。
この時点で、実はトラブルは解決に向かっています。
やっぱり、マイナスなココロが、マイナスなことを引き寄せるので、ね。
プラスのココロで運を味方につけて、トラブルそのものも楽しめる。
みなさんにも、そんな旅をしてほしいなぁ、と思います♪
だって、結局のところ、ハプニングが起こるからこそ、
面白味のある、味わい深い、その人にしか体験できない旅になるのですから!
Enjoy Something Unexpected!!!
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