マダガスカルの宿って、実際どうなの?と不安に思う旅人さんも、少なからずいるのではないでしょうか。トイレは?シャワーはお湯が出るの?WiFi はつながる?などなど。
今回は、そんな不安を抱える旅人さんのために、マダガスカルのさまざまな町・村を体験してきた私たちが、マダガスカルの宿全般に言えることをまとめてみました。少しでも参考にしていただければ、これ幸い!
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約3週間で8つの町村。合計11のホテルに宿泊!
マダガスカルの宿あるあるをお伝えする前に、まずは、私たちが滞在した都市と宿泊したホテルの数について。
私たちが滞在したのは、計8都市というか村?
マダガスカルの中央部から西を回って南下し、その後、北上した感じです。有名な都市から、どこココ?というマイナーな村まで。
約3週間の旅で、8町村、計11つの宿に宿泊してきました。
マダガスカルの宿全般、7つのあるある
さまざまな都市の宿に泊まってみて、全体的に共通して言えること。そんな、マダガスカルの宿あるある!早速、いってみましょーう!
電気が使える時間帯を把握せよ!
マダガスカルには、電気が使える時間が決まっている地域があります。電力制限がかかっているんですね。アンタナナリボはそんなことなかったような・・・。
だいだい、夜11~12時ごろから、電気が使えなくなります。地域によって、電力配給のスタート時間は異なりますが、制限が厳しいところだと、翌夕方くらいから復活、という感じでしょうか。
夜は早めに就寝することが多かったので、問題ありませんでしたが、朝がね、結構苦労しました。
なぜなら、まだ日が昇っていないうちに移動することも多かったから。真っ暗の中の荷造り・・・。
そんなときに、役に立つのがヘッドランプ!!大活躍でしたね~。
タオルは白くて当たり前!は通用しない
日本のホテルには、真っ白い、清潔そのもののタオルが置かれています。しかも、ふわふわで、気持ちいい~。
マダガスカルの宿も、8割方、タオルが置いてあります。でも、マダガスカルで白いタオルを求めてはいけません!
白いタオルが置いてあったら、万々歳!!両手を挙げて喜びましょう。
汚れが落ちていない、ぞうきん並に固い、なんてこともありました。でも日光消毒はされているはず!たいていは、そのまま使わせて頂きました。
躊躇するくらいひどい場合は、自前のタオルを使えば問題ナシです。
トイレの不具合が、結構多いよね
宿のトイレは、駅にある古びた公衆トイレ、という感じでしょうか。ケッペキ新人も、がまんできる範囲内です。
ただ、タンクに水がたまらず、水が流れない、とか、水がいつまでも流れている、とか。清潔な中流ホテルでも、トイレの調子がよくないことが、結構ありました。
でも、ホテルの人に頼めばすぐに直してくれると思われます。
本当に問題なのは、戸を開けた瞬間に、戸を閉めざるを得ないトイレ。うん、結構な度胸が必要だね。マダガスカルの宿でも、なかなかそんなトイレには出会えませんよ。出会える確率は、11分の1。そうそう会えるもんでは、ございません。
そんなときは、お得意の、のしっこです。のしっこは開放的で、一番、安心。もちろん、堂々と道っぱたでするわけではありません。人気のないところで、控えめに。
慣れちゃえば、楽勝です♪
シャワーは、お湯、水、塩水、なんでもアリ!
タナやモロンダバ、イファティー、イサロなど、メジャーな町のホテルでは、温かいシャワーがでました。ホテルによって、水圧は異なります。高いホテルほど、シャワーの水圧はよい印象。
ミアンドリバゾは水シャワー。というか、水の出が、あまりにちょろちょろだったので、バケツに水を入れて浴びる、バケツシャワー。行水スタイルですね。10月のマダガスカルは暑いので、特に問題はありません。
ツィアンダンバには、シャワーはなく、行水小屋があるのみ。戸を開けた瞬間に、戸を閉めざるを得ない行水小屋だったので、その日は、体をウェットティッシュでふきふきしました。
きつかったのが、塩水シャワー@アンダバドアカ。まさか、蛇口から塩水が出てくるとは・・・。不覚!!
体を洗っても、顔を洗っても、服を洗っても、塩水、塩水、塩水。
汗だくの体をさっぱりさせたくても、ベタベタはもちろん取れません。というか、別の意味のベタベタだし・・・。
このときばかりは、フツーの水で体をさっぱりさせてくれ~!と切に願いました。
蚊帳は、あったに越したことはない!
ほとんどの宿に、蚊帳がついていました。
マラリア予防薬であるマラロンを飲んではいても、やはり蚊帳はあったほうがよいです。蚊に対して・・・というよりか、むしろ、Mr.Gから身を守るため・・・。
蚊帳があれば、体がゾゾゾとしてしまうような部屋であろうが、何とか寝られる。無いよりはマシ!安心感を与えてくれる存在には間違いないのでアリマス!
ま、蚊帳があまりに古く、使わないときもありましたけどね。
ちなみに、安心感を与えてくれるアイテムとして、強い味方なのが、トラベルシーツ。
ここのシーツは怪しすぎる・・・とか、Mr.Gの気配が感じられる、などの場合は、毎回、トラベルシーツが登場します。防虫効果のあるシーツなので、何となく安心です。効果の程はわかりませんが、蚊帳×トラベルシーツで、乗り切れます!
案外つながるマダガスカルのWiFi事情
WiFi は、タナ、モロンダバ、イファティー、イサロなど、大きめな町の宿では、つながりやすい傾向にあります。ホテルによっては有料ですが、そこまで高いわけではありません。1日使って、数百円程度です。
田舎の小さい町・村だと、WiFi はムズカシイかも。
自分の部屋でもつながる宿と、公共のスペースでしか使えない宿がありましたね。公共スペースでしかつながらない場合、一応、周りを気にしていました。
他の宿泊客に対して、というより、地元の人たちの目を、ですね。
マダガスカルのホテルのロビーやレストランって、開放感のある、オープンテラスになっているところも多く、なにげに、地元の人たちから丸見え、なんてことも。
入口にはガードマンも立っているけれど、やはり危機管理能力は大事。いつでも、不用心に携帯をいじるな、と自分たちに言い聞かせていました。
それから、もう一つ気をつけたいのは、電気の使用時間が決まっている地域。停電中は、もちろんルーターが使えないので、WiFi も使えませ~ん。
マダガスカル人はとってもフレンドリー!
今回お世話になったホテルのレセプションの人たちは、みな、フレンドリーで親切でした。

ドライバーメナちゃんと宿のアンジーさんと異文化交流中の新人
こちらからのお願いごとも、快く引き受けてくれて。コピー機を貸してくれたり、携帯電話を貸してくれたり、言葉を教えてくれたり、ときには通訳に入ってくれたり。助けられてばかりでした。本当に、ありがたい!!
とっても気さくで、親しみがあって、おおらかで。
マダガスカルの観光業は、あこがれの仕事。ごく一部の人間にしか与えられない。きっと、彼らは、精神的・経済的にも安定しているし、自分たちの仕事にやりがいも持っている。余裕があるからこそ、の接客態度なのかな。
ま、もともとの人なつっこい国民性もあると思うけどね。
とにかく、温かみが感じられるレセプションって、すてきだな~と思いました。
そんな温かい人たちに対して、私たち宿泊者も、感謝の気持ちを忘れずに!笑顔であいさつ、忘れずに!
おわりに
マダガスカルの宿は、日本に比べてしまえば、確かに不便が多いかもしれません。特に、日本からマダガスカルへ直接行く場合、ギャップのすごさに愕然とするかもしれませんね。
塩水シャワーとか、暗闇での荷造りとか、なかなかパンチのある出来事。でも、そうしたハプニングが旅を豊かにしてくれるというもんです。
みなさんもハプニングを楽しんで、よいマダガスカルの旅を~♪
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