マダガスカルの隠れリゾート、イファティは私たちにとって天国でした。
のんびり休養できたおかげで、過酷なドライブ疲れと、汗とホコリの不快指数も急降下。次は映画『マダガスカル』の”キングジュリアン”こと、ワオキツネザルに会いに Isalo National Park イサロ国立公園を目指します。
おおっと、ここからはメナちゃんと真逆の性格の新しいドライバー、ショルさんと出発でーす。
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Ifaty イファティから Isalo イサロへの道のりは?
Newドライバーのショルさんの4WD車は、新しくてキレイなのです。窓だって自動で開け閉めできるし、日本で乗る車となんら変わりません。
砂ボコリとは無縁の快適な旅の始まりだー。
しかも、イファティからはもう、ずーっと舗装道路。
スイスイですよ〜。30分ほどであっという間に大都市トゥリアーラです。
トゥリアーラのスーパーでちょっとお買い物。マダガスカルの大きなスーパーは入口に警備員さんがいて、厳重チェックです。中にいるのは、小ぎれいな服装のお客さんや、観光客ばかり。
こーんなものを見つけて、ひとりテンションが上がった隊長なのでした。
トゥリアーラから離れると、やはり何もない世界。
でも、この道はマダガスカルの主要道路であるサザンクロス街道。たまに現れる村でも、海沿いの村のようなボサボサ感はなく、レンガ造りの建物が多い印象。
イサロへ近づいてくると、不思議な岩山がたくさん現れてきた。これがイサロの景色なのか…
きっちり真面目なドライバー、ショルさんとの旅
ショルさんは、超真面目なタイプ。60歳くらいかな。運転するときは、必ず帽子をかぶり、電話用のイヤホンを耳に入れてからスタートするのだ。英語もかなり通じますが、運転中は無駄なおしゃべりはしません。
そう、ショルさんは、身なりもきちんとしているし、ドライバーという仕事に対する姿勢が素晴らしいのです。
ちなみに、前ドライバーのメナちゃんは、休憩時に川で行水。そのままバスタオル姿で運転…。困っていた知り合いや女の子を助手席に乗せ、旅のお供として話しまくる。バックミュージックはもちろん、ガンガンのマダガスカル音楽。
同じフローレン傘下だけど、こんなにも正反対のドライバーさんなのです。
イサロ国立公園の入口、Ranohiraラノイラの村の様子
私たちが宿泊したのは、イサロ国立公園の南東に位置する小さな村。
昼間は暑くて、歩く気にはならないので、夕方、町探検に動き出すあそび隊。
イサロは、ロンプラによるとマダガスカルで一押しの観光地。国立公園のガイドたちが英語で声をかけてくる。
コンニチハー!って声もちらほら。日本人も結構来るんだね。
私たちはすでに、ツアーを組んでくれたフローレンスがガイドを手配しているので探す必要はないけど、ラノイラには国立公園のガイド事務所もあるから、すぐに見つかります。
今までに見なかったB級グルメを発見!
この辺りはゼブ牛が有名なのか、ゼブ牛のちーっちゃい串焼きがあちこちに。1本なんと100アリアリ(約3円)!
お次は、揚げバナナ。
バナナに小麦粉をつけて揚げたもの。これが、意外に絶品!
何度か、お代わりをしちゃった。これも、ひとつ100アリアリ(約3円)です。
前日に、国立公園のガイドのハイキングの打ち合わせ
イサロに到着した日の夕方。手配してあったガイドさんがホテルに来てくれて、事前の打ち合わせをしました。
イサロ国立公園は、800平方km以上ある広大な公園。2時間から1週間単位でのハイキングが可能なのだ。
灼熱のイサロ国立公園をどのくらい歩きたい?
ハイキング好きの私たちでさえ、「できれば歩きたくない!」って言いそうになる暑さ。こんな暑いのに、本当に歩くの?昼間は無理でしょー?!
幾つかのコースを出してもらい、簡単に行けそうなオススメの2つのコースに決定。
- Piscine Naturelle…美しい天然のプールまでの1番人気ショートハイク。約3km。
- Namaza…渓谷、キツネザルが多いナマザキャンプ、2つの深い天然プールなどが楽しめる。約6km。
この2つのコースを組み合わせると、約6〜7時間のハイキング。行きと帰りの駐車場は違うので、ショルさんが送迎。
この暑いのに、そんなに歩けるのか!?と思ったけど、もう言えない…。きっと、たいていの人がこの2つのコースを歩くんだろうな。
お昼は現地でピクニックランチする?
または持参するか。ピクニックランチは、2人で50000アリアリ(約1500円)。もちろん、持参します。大好きなムカリやミニフランスパンが道端で買えるはず。
ガイドさんも「昼間は暑くて大変だから、朝早くに7時半に出発だよ!」って。
もちろん、そうしましょ。
ってことで、マダガスカルで唯一やり残している、
- 念願の野生のキングジュリアン(ワオキツネザル)に会う
これを実現するために、灼熱のイサロハイキングが決定したのだ。がんばります!
がんばって歩いた当日の様子はこちら↓
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