2016.10.28〜30
マダガスカルのガイド、フローレンおすすめの今回のピローグツアー。
ミアンドリバゾMiandrivazoから車で約1時間ほどにある村、マシカンピーMasiakampyから出発し、2泊3日かけてツィリビーン川 Tsiribihina Riverを下るプランです。
たくさんの人の力を借りて、準備をし、荷物を積み込み、いざピローグに乗り込みまーす!
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ピローグで川下りってどんな感じなのか…というと
朝8時半。太陽の光も穏やかで、賑やかな野鳥の声に囲まれながら、気持ちよーく、茶色く濁った川を進んでいきます。
小っちゃくて、ブルーが鮮やかなマダガスカルカワセミに何度も目を奪われる。
ピローグには前から隊長、新人、ラライナさん、さんちゃん、タテさんの順に乗り、後ろの2人、さんちゃんとタテさんがいつもピローグを漕いでくれます。
ちなみに、さんちゃんは私たちが勝手につけたニックネーム。
一日中、大きな声でずーとおしゃべりしている姿が、まるで”さんちゃん”みたいで。
ラライナさんがランチを作る係。
私たちは、景色を眺める係。
- 豪華なハンバーグランチ
- ピローグ先頭の隊長
私たちの後ろで、ラライナさんはこんな豪華なランチを作っていたなんて本当にびっくり。
見た目だけでなく、味もすっごくおいしいのだ!
さすが、元フランス領。フランス料理の血を引いているんだねぇ。
草刈りではありません。なんと、稲刈りしていました!!
川で稲を育てるなんて、斬新。
こんな簡素な村をいくつか通り過ぎました。
弥生時代くらいまでタイムスリップしているかも!?
昼頃から、太陽の暑さはピークに。
ただただ、暑さに耐える時間だ…
いちにち中、本を読んだり、写真を撮ったり、鳥を探したり…
ジリジリと暑〜〜〜いけど、贅沢な時間だ。
しかし、汗だく〜〜。
天然のプール Cascade Anosinampelaで水あそび〜!
夕方になって、1日目のピークがやってきた!
天然のプールがあるんだって。
ピローグを降りて、木々が生い茂る奥の方へ歩いていくと、
チャイロキツネザルだ。みんなはグリグリと呼んでいた。
至近距離のキツネザルに、大興奮!!
どのくらい歩くのかわからなかった私たちは、裸足のラライナさんと同じように、裸足のまま出てきてしまった。で、すぐに後悔。サンダルくらい履いてくればよかった…。私たちには痛すぎる。ラライナさんは全然平気そうで、スタスタ歩いていく。
そして、汗だくベトベトの私たちを待っていたのは、
きれいなお水だぁ!
今日はここで、シャワー代わりの水浴びです。
隊長は、深めのプールでバチャバチャ泳ぎ、
新人は、浅めの滝シャワーでジャージャー水を浴びたのでした。
1日中、暑さをガマンした後の水遊びは、もうサイコー!!
一気に元気になった隊長。
その横で、なんとも言えない微妙な顔色を浮かべる新人。
実は新人、ピローグ初日の朝からお腹がピーピーで、船の上でもずっとギリギリのところで戦ってきたのだ。
そんな状態で、冷たい水に入れるわけがない!!
でも、ラライナさんにはそんなこと言えない。恥ずかしいし…そもそも言葉通じないし…。
ま、結局、滝には打たれてたけどね…。
ここのキャンプ地、一応、トイレらしき小屋が建っていました。
中をのぞいてみると…、私たちにはとても無理。
潔癖気味の新人なんて、その場で失神しそうになるくらい。
いやいや、ほんと、野フンの方がはるかにマシです!
みなさんの目の届かないところで、こっそり用を足していたのでした。
満天の星を眺めながら大自然キャンプ
テントの準備をして、夕食です。
ここの天然プールは、常駐している管理人たちがいて、みんな仲良し。
ガイド本の動物写真を見ながら「こんなの本当にマダガスカルにいるのか〜!?」って、かなり盛り上がっていた。
いや、いるでしょ?いるよね〜。
夕食は、ヌードル入りのスープと、スパゲッティ。
このジャガイモをすりつぶしたスープがまた、絶品なのですよ。
みんな気を利かせて、私たちの方へろうそくを近づけてくれるのだけど、虫がスープに…。
虫との戦いだったけど、暗くてよく見えないから一緒に食べちゃったかもね〜。
空には天の川がくっきりと見えるほど、満天の星。
今日1日でたくさんのマダガスカル語を教えてくれたラライナさんが、がんばって英語を使おうとしてくれ、少しお話ができた。
30歳の彼の本業はサッカー選手で、マダガスカル代表チームにいたこともあるとか。
そう言われてみれば、体型がサッカー選手っぽいと思っていた隊長。
フローレンスがどっかのガイドはフットボール選手とか言ってたっけ。
ラライナさんのことだったのかぁ。
サッカーつながりで親近感が湧いた隊長なのであった。
私たちはふたりでひとつのテントに。ラライナさんは別のテントに。さんちゃんとタテさんはピローグのそばにそのまま就寝です。
みんなが寝静まった夜中に、新人がお腹ピーピーで目を覚まし、ふたりで星空を堪能してから再び就寝。
朝食は炭火フレンチトーストとコーヒー
寝たのが早いので、朝5時くらいには目が覚めた。
だんだん明るくなっていく様子を見ながら荷物をまとめる。
昼はあんなに暑いのに、朝は冷える。
さんちゃんが布にくるまりながら、朝食の準備をしている様子がなんともアフリカっぽい。
朝6時。朝食の時間だ。
炭火しかないはずなのに、いつの間にこんなオサレなものを作っていたのだ!?
コーヒーには、缶のコンデンスミルクを入れるのがマダガスカル流です。
朝食後はのんびりせず、涼しいうちに出発だ。
今日は、パドルを1本借りて、交代でピローグを漕ぐことにした。あまりにも暇なのでね。
自分たちでパドルを漕ぐ客は珍しいのか、大きなエンジン付きの船で川下りをしている欧米人観光客やガイドさんに何度か声をかけられました。
「ユーアーストローング!」って。イエス。アイアムストローング!
後編へつづく↓
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