ロヴァニエミに到着してから3日。毎夜、オーロラハンティングに出かけるあそび隊。今のところ、な、な、な、なんと、100%の遭遇率!これは、すごいことですよ!!
いつまで続く!?私たちの奇跡のオーロラハンティング!!
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宇宙のエネルギーに遭遇!!オーロラ観測日記 in ロヴァニエミ(後編)
【4日目:2016年9月4日】久しぶりの休養で、寝不足解消
空全体が曇で覆われているので、オーロラ観測はできません。ひさしぶりのゆったりした夜。ここ、ロヴァニエミですっかりハマったサウナを堪能し、早めに就寝。早寝早起きがモットーなのに、毎日の夜遊びが過ぎて、寝不足が続いていますからね…。あ、フィンランドのサウナ事情については、またの機会にゆっくり。
【5日目:2016年9月5日】オーナスバーラOunasvaara でオーロラ遭遇なるか?
今日は、新しい観測地へ向かいます!
ロヴァニエミの中心部から、ケミ川を東に渡ったところに、オーナスバーラ Ounasvaara という丘がある。スキー場やハイキングコースもあって、そこからオーロラを見ようってことで、バスで、スキー場の麓にあるロッジ風のホテルへ宿を移動。
とりあえず、下見をしにスキー場ゲレンデを登ってみます。
針葉樹林とケミ川が見渡せるなかなかの景色。
頂上にホテルがあり、そこから数百メートル東へ進むと、少し開けた場所に出た。
ここがオススメって誰かが書いていたし。よし、夜もう一度ここに来よう!
スキー場を下り、近くのちーっちゃいスーパーでパスタを買い、部屋で夕食。
明日は天気が悪いらしいので、今日が最後のチャンス。オーロラ予報は、かなりいいらしい。
きれいな夕焼けだー!
むむむ?雲が広がってきたけど大丈夫かな。
夜10時半頃、またゲレンデを登っていきます。
きれいな夜景に気を取られ、なかなか歩が進まない。
頂上のホテルへ着いた頃、突然、すーっごいオーロラが現れた!今まででいちばん明るくて、いろいろな色に輝き、かなりウネウネと動いている!!
うわうわうわうわうわ~~~~~~~~~~!!!!
慌てて地面に寝転がり、写真を撮ろうとするも間に合わず………
ただただボー然。
ホテルの明かりが煌々としていたって、オーロラは見えるってことだ!でも、暗いところで、カメラも準備万端にして臨みたい気持ちでいっぱい。
ということで、目的の場所へ急ぐ………
はずが、ホテルを過ぎるとすでに真っ暗。森の中の細~い道は、昼と夜では、大違い。
怖い!怖すぎる!!!何が怖いって、1 暗闇、2 暗闇、3 近くにいるかもしれない動物…
本当にここを歩くのデスカ???
新人でさえも、かなり、ビビってなかなか進まない。
隊長はなぜか、スイスで出会った牛飼いが牛を追うときのかけ声を真似て、「ホイホイホイホイ」言い続ける。
あ、壊れちゃったんだな、隊長。
この旅、いちばんの怖い時間。何もないのに、隊長は、何かに驚いていきなり大きな声を出すし、その声で新人も悲鳴をあげるし、お互いにしがみついてるから、前に進みたくても、なかなか進めないし。
そんなこんなで数百メートルをやっとの思いで進み、目的地にとうちゃく。あ~、寿命が縮まった…。
北の空にはこんなオーロラが出っ放し。
今日はすごい!
こんな感じ↓で、寝そべって見てました。

昼間だと、ぜーんぜん怖くない…
静寂に包まれること約15分。「もうダメだ!限界!」と言い出したのは、もちろん隊長。
この場所に着いても、やっぱり恐怖心は引っこまず、オーロラをいい場所で見たい気持ちと、いつ動物が出てくるのかという恐怖心が、葛藤し続けた15分間なのでした。
とりあえず、さっきのホテルまで戻ることに。この日は、オーロラの活動が活発で、ホテルに戻る間も、いくつものオーロラが姿を現す。
ふ~、ここだって、十分見られるもん。ここなら、周りにも人がいるし、ホテルの屋上にある展望スペースからの歓声も聞こえるし、安心安心。
あ~ほんと、オーロラが真上に出ると、吸い込まれそう。異世界への扉が……。
この後、またピークが訪れた。明るく、ピンクや紫、緑などの色に変化しながら、大きなカーテンが空でゆらゆら揺れる。
そうそう!これだよ、これ!!まさしく、テレビの絶景映像で見たことあるようなオーロラだ!
今日のは光が強いだけでなく、動きも活発。しかし、そういう時に限って、歩いていてカメラは準備できてない…。なんとか撮ったのがコレ…↓
うまく写真は撮れなかったけれど、私たちの脳裏には、あの動きが映像として焼き付いている。
この後、興奮しながら、でも、また暗闇に怯えながら、真っ暗なゲレンデを下山しました。
あるのはヘッドランプの光のみ。ちょ~怖い。
無事に下山して、明るいところへ来てみると、自分たちのあまりにヒドイ姿に大笑い!おばあちゃんがはんてん着てるみたいだ。
ちなみに、赤のチェックは、部屋にあったベッドカバーを拝借しました。
夜中にも関わらず、興奮して家族や友人にすぐに写真を送るほど。この夜の大大大冒険はきっとずーっと忘れられないだろうね。
【6日目:2016年9月6日】オーロラ観測、最終日。
この日は夕方から雨。当然、オーロラも見えません。でも、もう大満足なので、問題なし。ゆったりと過ごし、サウナを存分に楽しみ、この旅で遭遇したオーロラに思いを馳せながら、眠りにつきました。
奇跡のオーロラハンティングを終えて
ロヴァニエミでのオーロラハンティングは、大自然に囲まれた、夜の闇の中を歩いたり、空から宇宙のエネルギーをいっぱい浴びたり…。地球というものを、ものすごく間近に感じられた体験となりました。
2週間いても見られないこともあるそうで、6泊の滞在で4日間もオーロラが見られたのは、本当にラッキー。恵まれていました。
幸運の神様がすぐとなりにいてくれたようです。お金だけでなく、運も貯めていたのかな。
まだ使い切ってないといいんだけどな。
調べてみたら、ロヴァニエミ発のオーロラ鑑賞現地ツアーもあるようです。
オーロラが出るまでは暖かい室内で待つことができるなんて、魅力的。気になる方はこちらの現地ツアー予約VELTRAからチェックしてみてください。
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