スイスの東端に位置する サン・モリッツ St.Moritz 駅とイタリアの町 ティラーノ Tirano 駅を結ぶベルニナ線。車窓から臨むことのできる大迫力のアルプスと氷河、そして、移り行く景色が、多くのファンを魅了します。
今回、あそび隊は、そのベルニナ線で途中下車し、ハイキングを楽しみます!!
- ハイキングルート:オスピツィオベルニナ駅(Ospizio Bernina)ー アルプグリュム(Alp Grum) 駅
- 日にち:2016年6月23日
- 所要時間:約3〜4時間
- 距離:約8km
- 体力レベル&難易度:ほぼ平坦で楽々 初心者にもオススメ
ベルニナ線についての詳しい情報や見どころはこちらをクリック↓
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ベルニナ線に乗って出発だ!
イタリアのレッコから、スイスとの国境にある、ティラーノへ移動したあそび隊。
まだイタリアだけど、気分はすっかりスイス♪ヨーロレッヒッヒ〜♪
ここから、スイスのサン・モリッツ St.Moritz 駅までつなぐのが、ベルニナ線。スイスの私鉄レーティッシュ鉄道 Rhätische Bahn が運行しています。
ティラーノに、レーティッシュ鉄道専用の駅があるので、そこから乗車。所要時間は、約2時間半。
ちょっと余談になりますが、このティラーノ、街はこぢんまりとしているけれど、きれいに整備されていて明るい雰囲気。
時間のある旅人さんは、ゆっくりされるのも良いかと。
私たちも1泊の予定だったけれど、宿があまりに快適だったのと街を気に入ったこともあり、急遽、2泊することに。
冷蔵庫に入っているヨーグルトやフルーツはいつ食べてもオッケーだし、バターや牛乳だって置いてある。
しかもバルコニー付きで、街の雰囲気を感じながらの食事は最高!
ほんと、かなりハイレベルな宿でした。
普通列車に乗って、まずはベルニナ線を楽しもう!
普通列車は予約不要なので、当日窓口に行けば、問題なし。
スイストラベルパス Swiss Travel Pass などのお得な鉄道パスももちろん使えるし、ここで購入することもできます。私たちは、ハーフフェアカード Half Fare Card (1か月有効)を購入。
車内は、平日だったためか、がらがら。
窓を開けて、心地よい風に吹かれながら、雄大な山々を写真に収めることもできたし、席を自由に動いても問題なし!素晴らしい景色を写真に収めようと、みんな必死。
ティラーノ駅を出発すると、ぐんぐんと標高を上げていきます。
そして間もなく、一番の見どころであるオープンループ橋に差しかかる。
日本では、「いいちこ」のCMに起用され、一気に知名度が上がったようです。
標高差をカバーするための、360度回転。お見事!!
あ、ここでは、牛も人気者でした。群馬にも、たくさんいるけどね、牛…。
自然の圧倒的な景観を前に、童心に戻る大人たち。目をキラキラとさせ、大興奮でした。
途中下車して、いよいよ絶景ハイキングへ!!
ベルニナ線、いち押しのハイキングコースが、
オスピツィオベルニナ駅(Ospizio Bernina)ー アルプグリュム(Alp Grum) 駅までの道。
列車を降りると、そこには神秘的な世界が!
風がなく、湖には気高い山々がそっくりそのまま映し出されてる!!
何という光景だ!
自然が作り出すこの瞬間を見逃さないように、息をのみ、しばし立ち尽くす。…って、座ってますね。
アルプグリュムまでの道のりはほぼ平坦で、子どもやたくさんのお年寄りがハイキングを楽しんでいる。
マウンテンバイク人口も多く、年代問わず、気軽に自転車で山登り。かっこいいな。
おっ、こんなところにキノコ。よーーーく見ると、ん?うんちから??
ほうほう、興味深い。うんちからキノコかぁ。うんちの中に菌が発生している、ということですな。おもしろい。
歩く先には、かわいらしい山の花々がお出迎え。なんて、静かで、穏やかな時間。
目の前に広がる氷河。
幾年もかけてできた氷河は、少しずつ少しずつ溶け、ゴーッという凄まじい音を立てながら下へ下へと向かう。
水の流れる道筋が遠くからでも、くっきりと見える。
スイスの人たちはその水を飲み、暑い時には水浴びし…
この水はスイスの人たちの暮らしをより豊かなものにしているんだなぁ、とつくづく思う。
こんな景色の中で暮らしている家もあります。
アルプグリュム駅に、とーちゃーく。普通列車に乗って、再びティラーノへ。
短めの平坦なコースで疲れなかったこともあり、
「この景色が終わってほしくない!」
「これ以上進みたくない!」 って思うほど。
大抵は、「早くゴールに着け〜!」って思うのに…。
今日はゆっくりゆっくり。
ちょっと遠回りもして、約4時間。8キロを歩きました。
自然と人の暮らしのつながりを感じることのできるハイキング。
かなりオススメです!!
列車の中から眺める景色とはまた違った感動が、待っていますよ♪
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※検索する際は、地名を「チラノ」で探してください。
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