オランダの田舎町をサイクリングで回るツアー2日目!
かわいい街ウールデンWoerdenを後にして、ハウダGoudaを目指します。
ちなみに…
ハウダって、日本語読みだとゴーダ。
そう!チーズで有名な、あのゴーダです!!
オランダ語ではハウダって発音するみたい。
どんな街なのかな~。それでは、いってみましょーう。
- スタート:ウールデンWoerden
- ゴール:ハウダGouda
- 距離:35km
- コース概要:初日に引き続き、草原と動物に癒されるコース。移動距離は35kmと少しありますが、平たんなので、そこまできつくはアリマセン。途中、小さな町モントフォールトMontfoortに立ち寄ります。
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オランダの草原と動物に癒されるサイクリングロード
暑くなるはずが、なんだか雲の多い日だ。
雨が降らないといいな…、と祈りつつ、出発です。
今日も草原と動物を満喫するコース。
あ、羊さん、こんにちは。
みんなじいーっとこっちを見てる…
あ、こちらは、みんな後ろ向き。
かわいいおしり。
ほんと、オランダの風景って、
草原→牛→草原→羊…の繰り返し。
でも、その風景がのんびりしていて、またいいんだよね~。
ペダルをこぐ足を止めて、しばらくぼーっとしてしまう。
オランダの小さな田舎町モントフォールトMontfoortに寄ってみよう
ハウダに向かう途中、小さな町に立ち寄ります。
信号付きの橋を渡って、村へ。
なぜ信号がついているかって…??
なぜなら、この橋、船だって通るから!!
真ん中が円になっていて、
中心部が回転することによって道が開け、
船が通れるようになります。
おもしろいね~。
ほんと、よく考えられてる。
この国では、船が大事な交通手段になっているようです。
ここモントフォールトは、ツアー会社のおじさんオススメのかわいいところらしい。
しかし、今日は、あいにくの日曜日…。
レストランが1軒開いているだけで、
あとのお店は閉まっている…。
街は、とても閑散としていました。残念…。
こちらは、モントフォールト城。
可愛いお城だな~。
それにしても、空の色が…。曇天…。
ヨーロッパでよく見るヘーゼルナッツの実。
これがおいしいジェラートになるんだね~。
モントフォールトの街を1時間ほど歩き、ゴール地点のハウダに向かいます。
オランダでまさかのタイヤがパンク!?こんな時は…
順調に進む、あそび隊。
お、これは何!?
どうやら、はちみつの直売所みたいだ!
なんか…オシャレじゃない!?
群馬の無人直売所とは、格がちがうな、うん。
ま、群馬の場合は、きゅうりとか、りんごとかだけどね~(笑)
はちみつ好き&直売好きの新人が、
あまりにじーっと見ているもんだから、
そこん家のでっかいワンコに吠えられました…。
ごめんよ、ワンコ。
おおっ、こんなところにキリン!?
と思ったら、キリン柄の洋服を着たお馬さんでした。
写真を撮ったり休憩したりと、のんびりと進んできて、
午後3時ごろ、事件が起きました!
ガタッガタッ…ガッ…
ん?なんか、タイヤが変じゃない!?
…と、異変に気がついた新人。
30mほど前をルンルンに走る隊長に、大声でSOS。
「たいちょーう!タイヤが…なんか、へーん!!!」
次の瞬間、
へにょへにょ…プシューーーッ。
新人の自転車は、うんともすんとも動かない。
ガーーーーン!!!新人のタイヤが、まさかのパンク。
どうしよう…私たちの携帯からじゃあ、ツアー会社に電話はかけられない。
simフリーじゃないからね…。
なんか、こんな下り、前もあったね。
クロアチアのロヴィニ辺りで…。
町からはかなり外れたところだったけど、幸運にも、ここは民家のあるエリア。
悩んでいる時間はアリマセン。
近くの家のドアをノックし、助けを求めるあそび隊。
おじさんに事情を話し、電話を借してもらうことに。
毎度毎度、お騒がせのあそび隊デス。
でもね、こういうときは、
やっぱり助けを素直に求めるのが、一番だと思うのだ。
ツアー会社の人に状況を説明し、
おじさんもツアー会社の人にオランダ語で場所を説明(多分…)。
修理屋さんを手配してくれるそうです。
本当に、感謝、感謝!!!
修理屋さんを待っている間、この家のニャンコが一緒に遊んでくれました。
かっこよすぎる、オランダの自転車レスキュー車!!
待つこと約1時間半。
細い道に大きな車が入ってきました!
来た~っっっ!!私たちのための自転車レスキュー車だ!
日曜日ということで、近くのレスキュー車がお休みだったのかな。
遠くから来てくれたみたい。
車からでてきた、おっきいお兄ちゃんが光り輝いたヒーローに見えました。
ちょっとズボンの上からおしりの一部が見えてたけど…。
タイヤには大きな穴が空いていたらしく、後ろのタイヤを新品のモノに交換。
ありがとう、ヒーロー!
ありがとう、近所のおじさん!
ありがとう、ツアー会社のおじさん!
本当に、たくさんの人に助けられ、人の温かさが身にしみる旅なのです。
ゴール地点のハウダGoudaに到着!
無事、新しいタイヤを装着し、
気を取り直して、約15キロ先のハウダを目指します。
パンク問題が解決したのはいいんだけど、
そういえば私たち、1日中トイレに行ってなくない!?
そうなのだ。
オランダには、公衆トイレがないので、トイレ問題がいつでもついて回る。
さすがに、電話を借りた上にトイレまで貸して!とは言えず、
ここから超特急でチャリをこぐ!
コース後半は、湖がたくさんあるエリア。
でも、パラパラと雨が降ってきて、
急げ、急げ~!
という状態で、写真撮るヒマもありませんでした。
ようやく、チーズの町ハウダにとうちゃーく。
お!サギが街を歩いている!とっても上品な歩き方。
宿に着く頃には雨も上がり、無事、本日の宿にチェックイン。
夕飯は、オランダで定番のフライドポテトとコロッケ。
味はと言いますと…うん、まあ、こんなもんだよね(笑)
宿に帰る途中、行列のできているアイス屋さんDavid’s Gelato を発見!!
ついつい吸い込まれる。
あ、ちなみに公式サイトはオランダ語のみですよ。あしからず。
初めて食べた、ライチバジル味。さっぱりしてて、おいしい~っ!
大好きなヘーゼルナッツ味じゃないけれど、
一日の終わりに、ジェラートまで食べられて、幸せいっぱい。
オランダサイクリングツアー2日目を終えて
まさかのハプニングに見舞われましたが、
地元の人の助けを借りて、何とか乗り越えた2日目。
ハプニングはないに越したことはないかもしれないけれど、
こういうときって、自分の非力さとか、
人の優しさに、いつも以上に触れる良い機会。
結局のところ、周りの人の助けなしでは、
生きてはいけないのだな~、とつくづく。
そんなことを考えられるのも、旅の醍醐味です。
ハプニングを乗り越え、
ひとまわり大きくなった気でいる、あそび隊なのであります(笑)
あ、ちなみにトイレ問題ですが、
宿に到着後、早々にトイレに駆け込みました。
チェックインを待たずに、ね。
あ~、よかった~。
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