オランダの田舎町を回る自転車ツアーも、4日目を迎えました。
3日間チャリに乗ったけど、お尻の痛さも特に気にならず、新しいコースにまだワクワクです。
それでは、今日も、いってみましょーう!
- スタート:スコーンホーフェンSchoonhoven
- ゴール:ルムプトRumpt
- 距離:約43キロ
- コース概要:オランダの田舎道をひたすら走ります。道は平たんですが、時折吹く風が行く手を阻みます…。広がる空に草原、動物たち。のんびりした景色を楽しみながらのサイクリングです。
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ぜいたくな時間!おいしいモーニングをいただきま~す!
B&Bの楽しみのひとつは、モーニング。
付いていない場合もあるけれど、たいていの宿にはついているかな。
そりゃ一応、Bed & Breakfast の略ですからね。
眺めのいい朝食スペースで、美味しい朝ごはんをいただきます。
ここのオレンジジュースもしぼりたて。
オランダはオレンジジュースが世界一美味しい国なのではないか?と思うほど。
ほんと、おいしいっ!!
ひよこのゆで卵カバーも、最高にかわいい~!
きれいに手入れされたお庭は、宿のご主人が全部やっているそうです。
オランダって、酪農王国であると同時に、園芸国なんだって。
どおりで、どこのおうちも、庭の手入れが行き届いているわけだっ。
スコーンホーフェンSchoonhoven の街を散策してみよう
のんびりした朝食タイムを楽しみ、宿の人に別れを告げて、サイクリング再開!
…と、その前に、スコーンホーフェンの街を散策してみよう。
緑豊かなこのエリアがお気に入り。
近くの川にはヒナが3羽。
写真を撮っていると、親鳥がすかさず威嚇しにやってくる。
のどかだね~。
昨日は日曜日でまったく人気のなかったスコーンホーフェンの街。
今日はたくさんのお店が開いている。
銀細工で有名なこの町は、銀食器やジュエリーなどを扱うお店がたくさん。
ま、そういうのにあまり興味のないあそび隊は、スルーでしたけど。
庭に飾る置物屋さんかな。
あ、ショーウィンドウにニャンコがいる!
よく見たら、この旅いちばんの美ネコさんではないですかっ!?
やっぱり猫さんは窓際が好きなんだね。
それにしても、今日は少し肌寒い。
雨が降らないといいな~、
と思った矢先、降り始めましたよ…。
ザーザーと降ってきたので木の下で雨宿り。
あまりの雨脚の強さに、新人の顔はみるみるうちに、への字口。
すると、目の前の民家のおにーちゃんが、「こっちにおいで」と手招きしているではありませんか。
屋根のある裏庭で雨宿りさせてもらいました。
オランダ人って、ほんと、親切だな~。
オランダに来てから、何度も、何度も、助けられました。
もちろん、こちらから助けを求めた場合もあったけれど…。
「大丈夫?」と声をかけてきてくれたのは、オランダ人がダントツ、トップ。
もうね、あそび隊は、そんなオランダ人が大好きですよっ!
その後、降り続くこと30分。
ようやく雨雲が去ったので、家の人にお礼を言って、再出発!!
オランダの田舎道をのんびりサイクリング
スコーンホーフェンを出ると、また風車、運河、動物の景色が広がる。
大草原の牧場がずーっと広がっているのだけれど、
庭の小さい家でも、ヤギや羊を飼っているようだ。
動物と共に暮らす、昔からの生活スタイルを変わらず守っている感じなのかな。
こんな立派な角をもった羊さんにも出会いました。
そんなに見ないで。何もしないよ。
かぼちゃの展示会のような直売所?
こんなにいろいろな種類があるんだね。
あまり、街という街をほとんど通らない今日のコース。
肌寒い天気もあって、トイレ休憩が欲しい。
オランダの公衆トイレ事情は厳しく、公園にも基本トイレはなく、駅にあったとしても有料。
レストランなどのお店に入るかしないと、トイレ利用は難しいのです。
景色が大草原の牧場から果樹園に変わってきたようだ。
リンゴ、洋ナシがたくさんなっている。
景色は相変わらず最高なんだけど…
トイレがそろそろ限界ですよぉぉぉ。
オシャレなカフェでひと休み。りんごタルトをいただきまーす♪
やっと、お店のある(トイレのある)町が出てきた。
お肉屋さんの看板だね。とてもわかりやすい。
どの街にもあるHEMAという小さなデパート(このデパートはめずらしく無料)に駆け込む。
ユーモアのある案内板。
ええ、まさに、そういう感じでしたよ…はい。
トイレ問題が無事解決でき、落ち着いたところで、コーヒー休憩の余裕ができてきた。
おいしそうなコーヒー屋さんを発見!
お店の名前は、De Vier Heerlijkheden ??ムズカシイ…。
どうやら、チョコレート屋さんのようです。
店内は、あま~い香りに包まれています。
おそるおそる店の奥に進むと、そこには、可愛らしいガーデンテラス。
新人はまたもやアップルタルトを注文。
オランダで、ハマっちゃったみたい。
疲れたカラダに甘いもの。サイコーです!
今日の宿は、街からはかなり外れたところにあるようなので、スーパーで夕食になりそうな食料を買い込んでから出発。
果樹園にひっそりと佇むオランダの農場B&Bに泊まろう!
果樹園エリアの中にある農場B&Bが本日のゴール。
2mくらいありそうな背の高~いご主人と、180cmくらいの奥さん、3匹のワンコがお出迎え。
オランダ人でかい…。
ここでも紅茶とケーキをいただき、奥さんとお話。
英語はそこまで得意ではないけど、スマホ片手に言葉を調べながら、丁寧に説明してくれる。
とっても明るくてパワフルな方。
今年の4月からB&Bを始めたばかりで、日本人は初めてだそう。
車か、自転車でないとアクセスが難しいしね。
広大な敷地内には、お花に、動物に、砂糖の元となるテンサイ畑。
庭では娘さんが乗馬のレッスンをしていた。
ここの家のちびワンコちゃん 、フーシュくん(?)がまたかわいくてかわいくて。
ニャンコ派のあそび隊もこの時ばかりは、フーシュにメロメロ。
持って帰りたいっ!って思うほど。
飽きるまでいっぱい遊びました。
オランダ自転車ツアー4日目を終えて…
今日は整備された町のB&Bから、北海道のような広大な土地の中にポツンと立つB&Bへと違ったタイプの宿をはしごしてきた。
どちらも暖かいホストたちとの会話があり、
その間には、草原、風車、牛、羊、ヤギ、ニワトリ、ネコ、馬、そしてフーシュ。
なんだか、生きる喜びを存分に味わったというか、
思いっきり心の豊かさを実感したというか…。
自然と動物の力は偉大だなぁ。
おまけ:焚火を囲みながら、日蘭会議!?
いったん降った雨も止み、夜10時頃、外で火を焚いている様子。
キャンプファイヤーみたいだ!と軽い気持ちで外へ出た。
宿の奥さんと、お客さん2人が火を囲んでワインを飲んでいるところに混ぜてもらう。
ここでオランダのことや日本のことを質問しあうけど、私たちもオランダのことを知らなすぎるし、あちらの2人も日本のことは遠すぎてよく知らないって。
お客さんは57歳の女性2人。
2人とも英語での会話も問題なく、高校から全員必修で習っただけだという。
ドイツ語とフランス語も少しできるらしい。
自転車ツアーのおじさんも言ってたように、オランダは小さい国で隣の国がすぐ近くだから、英語が必要なんだって。
会話に重点を置くオランダ式。
文法や言葉の使い方が多少ちがっていても、堂々と英語で会話する。
日本の英語教育に必要なのは、そこだよね…。
軽い気持ちで参加した焚火タイム。
食生活などの身近な話題から、女性の権利や社会制度などのディープな話まで。
ここでの会話にかなり刺激されて、なかなか眠れない夜を過ごしたのでした…。
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