フィンランドと言えば、オーロラ!!せっかくだから、この目で見てみたい!!宇宙の神秘、感じたい!!
というわけで、せっせと調べましたよ、フィンランドのオーロラ事情。
時期は…、12月~3月がベストシーズンね。
場所は…、ロヴァニエミかサーリセルカ。北に行けば行くほど、遭遇率アップか~。
12月?ものすごーく寒そう……。夏のヨーロッパを回っている私たちは、そもそもちゃんとした冬物なんて持ってきていないし、そんなの、寒がりの隊長にはぜーったいに無理無理。凍ってしまう。
ということで、12月~3月の案は、あっさり却下。もう少し調べてみると…、9月くらいから見られるって情報をネットで発見!!
おおっっっ!9月ならそこまで寒くないはず!!軽フリースとダウンでいけるんじゃね?
こうして、楽観的な私たちのフィンランド行きは9月上旬に決定。
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「森と湖の国」と言われているフィンランド
フィンランドは、本をちらっと見ただけで、ここに住みたい!って思ってしまう大自然の宝庫。森の中をハイキングとか湖半のコテージでのんびりとか。
自然大好きっ子のあそび隊には、たまらん国なのです。
ホントは、フィンランドだけでなく、北欧の国はどこも興味があるんだけど、シェンゲン協定の3か月以内にいくつも回ることはできないので、今回はフィンランド限定デス。
いざ北極圏の入口、ロヴァニエミへ!!
北へ行くほどオーロラが観測しやすい、とのことなので、ヘルシンキ Helsinki から飛行機で1時間。目指す場所は、北極圏の入口に位置するロヴァニエミ Rovaniemi 。
オーロラが見られないときには、さらにサーリセルカまで北上する覚悟。
待ってろ~!オーロラ~!!
はやる気持ちを抑えながら、飛行機に乗り込みます。
ちなみに、今回利用した飛行機は、ノルウェジアン航空 Norwegian Airlines。ひとり1万2千円したけれど、物価の高いフィンランドだから、仕方ない。それに、フィンランド航空 Fin Airlines に比べると、これでも安い。
サービスはものすごく簡素化されていて、預け入れ荷物のタグを自分でつける、という初めての体験!!
ロヴァニエミ空港に着く20分前くらいから、窓から見える景色は原野そのもの。山はなく、フラットな土地に森、川、湖だけが見える。
建物なんて、ずーっと見えてこなくて、本当にこんなところに町があるのだろうか?と、思わせる。
突然、空港の建物だけが現れて、無事到着。
ロヴァニエミは、サンタクロースの町として有名。空港もサンタさん一色でキラキラしてる。
到着したのは9月1日だったけれど、ここは、いつでもクリスマスモード。夏でもサンタさんがいる町だからね。のちのち、あそび隊もサンタさんに会いに行く予定。
でも、まずはオーロラだ!!
9月のロヴァニエミって、結構寒いのね…
ロヴァニエミ空港から市内までは、エアポートタクシー Airport Taxi というか、シャトルバス?で移動。
メジャーなホテルへは、1人7ユーロ。それ以外の小さなホテルやB&Bは、プラス2、3ユーロ払えば、連れて行ってくれます。とーっても楽ちん。詳しくは、AIRPORTBUS.FIの公式サイト(英語版)をどうぞ。
※2020年5月現在、新型コロナウィルス感染防止のため、airportbusはサービスを停止中です。
8月終わりのヘルシンキも結構涼しくて、びっくりしたけれど、ここはみなさん、コートにニット帽、手袋と冬の装い。
ちびっこなんて普通にスキーウェアみたいな姿。
やばい…冬物持ってない。軽フリースとダウンだけで、本当に足りるのか??特に、寒がりの隊長さん…。
夜のオーロラ観測に備え、早速、町のショッピングセンターでニット帽と手袋を購入。冷えは末端部からですからね、耳と手先は大事です!
ロヴァニエミの観光大使に街を案内してもらおう!
偶然にもロヴァニエミには、隊長の教え子が留学中。こんな僻地に!?この素晴らしい縁に感謝♪感謝♪ロヴァニエミの観光大使になってもらおう♪
すぐさまメールを送ります。突然の連絡にも、快く対応してくれ、いろいろ教えてもらうことに。
質問すると、あっというまに資料やURL付きのメールがすぐに返ってくる。さすが、最近の若い子は、リサーチ力がすごいね~!脱帽です。
観光大使と合流するのは夕方。それまで、中心部を自分たちで散策です。
自然と近代社会が調和する街、ロヴァニエミ
こぢんまりしているけれど、かなり近代的なロヴァニエミ。さすが、デザインの国、フィンランド。戦争でほとんど焼けてしまったらしく、新しく作り直した街だそうです。
上から見るとトナカイの形にデサインされているとか。上から見てみたいけど、高い山もないから、わからないや。
隊長がニット帽と手袋を購入したショッピングセンター。スーパーマーケットも地下に入っていて、必要なものは、とりあえず、ここでそろいます。
隣には世界最北端のマクドナルド。入ってはいませんが、いつも賑わっている様子でした。
どのくらい北かというと、こんな感じ。
北海道と比べると、フィンランド自体がかなり北に位置していて、ビックリ。
人生最北端の経験ですよ!!!
中心部から数百メートル離れただけで、住宅地は木に囲まれている。街へ歩いて行くだけで、森林浴できちゃうんだな。
キノコも生えてるし、リスに会えることも。あ~、こういう空間って、心落ち着く~。
ロヴァニエミのB級グルメはトナカイバーガー!?
夕方、留学中の観光大使こと「おせんべいさん」と合流し、トナカイバーガーのお店へ。(ロヴァニエミのスーパーで、おせんべいを発見し、大興奮していたので、勝手に命名!)
フィンランドでは、昔からトナカイは、身近な動物。毛皮や肉など、極寒の地で生きる人々の生活をも支えてきた。伝統料理のひとつは、トナカイのシチューなんだって。
おせんべいさんに連れてきてもらったのは、地元のお客しか来ないようなカフェ。入り口には、日本語の暖簾とかかかっていて、内装もかなり奇抜。
前日も、ヘルシンキでバーガー食べたし、肉を食べすぎると隊長はおなかが痛くなるので、半分こ。
ピンクのソースは、このあたりで採れるリンゴンベリーだって。
牛肉と比べて癖があるかと思ったけど、そうでもなく、身がギュッと詰まった感じのパテで、なかなかの美味しさです。
ここで、フィンランドでの生活や留学の話などを聞きながら、ロヴァニエミやオーロラ観測について教えてもらいました。
万全の体制でのぞむ!オーロラ観測場所の事前にチェック
近くのオーロラ観測場所へ、行ってみます。博物館の裏の川沿いに公園があり、周りの光も少ないので、よく観測場所として使われているとのこと。
川の向こうに見える原野の風景が、すでに絶景です。
真ん中がおせんべいさん。
今日の夜の天気もよさそうだし、オーロラアプリ「Aurora Forecast」によると、今日のオーロラは活発で見られる確率が高いらしい。
おおおっ、いいね~。
夜10時くらいにならないと暗くならないので、私たちはいったん宿へ戻り、ひと休み。おせんべいさんもアパートへもどりました。夜遅くに、またこの場所に集合ってことで。
あ~、オーロラに会えるかな~♪楽しみだな~♪
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