素朴な国クロアチアを離れ、豪華絢爛なイタリアへ。クロアチアとイタリアは、アドリア海を挟んで隣同士。たくさんのフェリーが行き来しているらしい。
今回は、な、な、な、なんと!私たちもフェリーでアドリア海を渡っちゃいます!!!
船で国境を越えるなんて、テンションが上がるな~♪
私たちは、クロアチアでお気に入りの街となったRovinj ロヴィニからVenezia ベネチアを目指します!
リゾート地である split スプリト で、かっこいい船をさんざん見てきたあそび隊。
そりゃあ、胸は高鳴り、期待膨らむ!!
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クロアチアからイタリアへ。ドキドキ、フェリーでの国境越え!
Venezia Linesという会社のフェリーに乗船します。
予約は、事前にロヴィニの旅行会社で行いました。
二人で950クーナ(約15000円)。
一人当たり、7500円ということになりますね。
インターネットからも自分で予約できるようです。
翌朝6時半に ロヴィニのValdibora Parking の乗り場に集合。
さぞかし大きなフェリーが待っているんだろう、と、ワクワクしながら到着すると…
いやいや、まさか、コレってことはないでしょ~。
だって、国境渡るんだし。
こんな、小豆島にちょこっとお出かけ~、
的な感じで渡るわけないでしょー、ね~っ??
と、念のため、船の係員おぼしき人に聞いてみる。
…はい。
新人はショックを隠しきれませんが、
この、なんとも親近感のわくフェリーでイタリアに渡ること、決定です。
ここら辺の方は、ちょっとそこまで、
的な感じで、クロアチアーイタリア間を往復するんですね。
私たち(主に新人)の膨らんだ期待は、見事、藻屑となって消え去りました。
サヨナラ、優雅な船上ライフ。
荒れる!揺れる!高波注意報でっぱなしです…
しかもその日はかなりの強風、高波。
乗客の一人ひとりに、袋が渡されます。
酔いやすい体質の隊長は、出航前からビビリまくり。
酔い止め薬を飲み、酔いにくいであろうと思われる、船内中央の席を確保。
そして、出航する前に寝ちゃえばいいんだ!作戦を実行。
クロアチアのロヴィニから、イタリアのベネチアまでは約4時間。
その間、高速フェリーは右に左に大きく揺れる…。
どこからともなく聞こえてくる、ガサガサと袋を開ける音…。
あ~もう、ほんと、袋がいい仕事してたよね。
そして、約4時間後。
やーっと、ベネチアの San Basilio Ferry Terminal サン・バジリオ フェリーターミナルにとーちゃこ。
そんなこんなで、ほとんどの時間を寝て過ごし、
何とか生き延びたあそび隊。
酔い止め薬が効きすぎて、一人は、まだまだねぼすけ状態。
お!き!ろーっっっ!!
船で国境を超えて、パスポートはどうするの?
クロアチアは当時、シェンゲン協定非加盟国なので、
シェンゲン協定加盟国(イタリアを含む多くのヨーロッパの国)に
入るときにはパスポートチェックが必要になるわけなのだ。
どうやってスタンプ押されるのかなぁと思っていたら、
- ロヴィニで乗船前に、予約表とパスポートを確認。
- 途中で寄った港から警官?らしき人が乗り、パスポートを確認。出国スタンプを押される。
- ベネチアで下船後、港にあるパスポートコントロールで入国スタンプをもらう。
とこんな感じ…でした。
当たり前だけど、空港だけでなく、
海の港にも入国審査するパスポートコントロールがあるんだね。
ずらっと入国審査を待っている中には、自転車を持ったおじいさんも。
なるほど、フェリーだからね、ヨーロッパの自転車旅にも最適ですねー。
それにしても、今度は、もっと大きなフェリーに乗りたいデス…。
こーんなやつね。
ベネチアにはこんなでーっかい船がたくさん停泊していました。
それにしても、ロヴィニを出発した時は、
今にも嵐が来そうなほど暗くて雲に覆われていたのに、
ベネチアへ着く頃には、空はすっかり晴れ渡っていました。
おかげで、ベネチア1日目から、
素晴らしい天気のもと観光ができました。
ありがたや〜。
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