フィンランドの首都ヘルシンキに来てから、すっかり食いしん坊モードのあそび隊。「ヘルシンキのおいしいグルメを食べ歩き!【前編】」では、絶品シナモンロールと、地元の人に人気のハンバーガーを紹介しました。
さて、【後編】は、サーモンシチューを求めて、マーケット散策にしゅっぱつだー!
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サーモンシチュー Lohikeitto を求めて!
フィンランドで食べたいものリストに入っていた、サーモン料理。物価の高いフィンランド、さらに魚介となると、値段が…ね。でも、食べない訳にはいきません!なんてったって、食いしん坊モードなので!
定番は、サーモンシチュー。フィンランド語では、Lohikeitto ロヒケイット。スーパーマーケットでも、レンジでチンするスープが売っているほどです。
でもせっかくなので、マーケットの屋台で、青空のもと、シチューを頬張ってみよう!!
にぎやかな観光スポット!エテラ港の Kauppatori カウパットリ(マーケット広場 )
ヘルシンキは、昔から市場が盛んだったようで、今でもあちこちで開かれているんですね。
青果市場だけでなく、食べ物の屋台や、北欧らしい雑貨やニット帽子などのみやげ物店もたーくさん。しっかし、このマーケット、観光客が非常に多く、それゆれ、値段も結構お高め…。サーモンシチューは、8ユーロくらいだったかな。
Kauppatori から南西に歩いて5分。1898年に開業した Vanha Kauppahalli (オールド・マーケットホール)は、2014年にリニューアルオープン。
こちらも、野菜、肉、果物、チーズ、ケーキやパンなど、あらゆるものが売られています。
カフェなんかもあって、もうね、オシャレすぎでしょ!!ステキすぎでしょ!!
ローカル感が魅力!ハカニエミ市場 Hakaniemen Tori
やっぱり、もっとローカルなところがいいなぁ・・・ということで、見つけたのが、Hakaniemi ハカニエミ マーケット広場。
エテラ港からは少し離れているけれど、散歩がてら行ってみることに。20分くらい歩いたかな~。
ハカニエミは、観光客もまばら。うん、うん、いいね、こういうの。値段も、若干安め。
テントカフェでくつろぐ人も地元らしき人が多く、みなさん、仕事の合間に立ち寄っている感じでした。
じゃあ、私たちもここで、サーモンシチューランチ決定!
屋台は2、3軒あり、一応、価格とお客さんの入り、なんかを見比べてから購入。
青空の下、ほお張るシチューは、温かく、素朴で、ボリュームもあり、なかなか美味しかったな。コーヒーとパンがついて、6ユーロくらい。
一緒に食べるパンは、見た目通り、カサカサだったけど、シチューと一緒に食べるから問題なーし。
サーモンとアボカドのオープンサンドも、美味しかったですよ。
ハニカエミマーケット広場にある、赤レンガの建物の中にも、肉や魚を扱う店を始め、ベーカリーやカフェ、また、日本でも人気のあるマリメッコや可愛い雑貨屋が入っていて、見るだけでも楽しかった~。
日本人観光客も、結構いましたよ。
本当は、この赤レンガ内にあるスープ専門店 Soppakeittiö で食べたかったんだけど、10ユーロほどしたし、さすがに2人でシェアするのは忍びないので、諦めました…。
ちなみにそのお店、Vanha Kauppahalli(オールド・マーケットホール)にも入っているそうです。今度行ったときは、ぜーったいに食べる!!
【番外編】サーモンやニシンの酢漬けもお忘れなく!
ヘルシンキで食べたものではありませんが、ロヴァニエミのオーナスバーラで泊まった宿の朝食が忘れられません!!
ビュッフェスタイルの朝食。サラダ、ハム、チーズ、ヨーグルト、パン、ポリッジ(オーツ麦のおかゆ)、ワッフルなどなど、品揃えもよく、見ているだけで、うっとり。
特に、ここでハマったのが、サーモンやニシンのマリネ。これが、ほんとーに美味しくて。マリネ好きの新人は、ひとり朝から、がっついていました。隊長は、まーったく覚えていないみたい。
フィンランドは物価が高いので、ビュッフェスタイルの朝食付きだと、なんだかとってもお得な気分。朝から、もりもり食べてしまいました!
そういえば、この酢漬け、スーパーマーケットでもいろいろな種類が売っていたな。こちらの定番なのでしょうね。
【番外編 その2】スーパーマーケットで独特の食文化が明らかに!?
どの国でも、大変お世話になったスーパーマーケット。その国の食文化が垣間見えて、とっても面白い!!
フィンランドのスーパーで、まず驚いたのが、食材やお惣菜など、バラエティーの豊かさ!!もう、そりゃあ、大興奮ですよ。
野菜や果物、量り売りのハム、チーズを始め、美味しそうな惣菜や新鮮な魚介類。サラダバーなんかもあって、パンのクオリティーだって高そう!!久々に、こんなに輝いているスーパーに出会いました。
あまり美味しいものがない、チェコの田舎から来た私たちにとって、全てが美味しそ~に見える…。
暴走する食欲は、もはや誰にも止められない!と思ったけれど、安さ爆発のチェコに比べ、物価の高さが衝撃的… Σ(゚д゚lll)
かなり抑止力となってくれましたね。
フィンランド人は、ライ麦パンがお好き
フィンランドでは、よくライ麦パンを見かけます。もちろん、クロワッサンとかドーナツとか、そういったパンも置いてあったけれど、みなさんが主食にするのは、ライ麦パンのようでした。
あまり、日本では馴染みのないけれど、ライ麦パンって、いろいろな種類があるんですね~。でも、どれも、ずっしりとしていて、固そう…。
よく見かけるカレリアパイ Karjalanpiirakka。アワビ型のライ麦パン生地の上に、卵やポテトやライスがのっています。
何度か食べたけど、うん、味は比較的、淡白…ですな。ライ麦なので、体に良いことは確かだろう。
そういえば、市場の屋台で食べたサーモンサンドに使われていたパンも、ライ麦だったな~。
アメちゃんコーナーにズラリと並ぶ、なぞだらけの真っ黒いアメ
お菓子コーナーには、真っ黒なグミやアメがいっぱい。ナンダコレハ??
この黒い物体、 Salmiakki サルミアッキと呼ばれ、フィンランドをはじめ、主に北欧で有名なモノらしい。
原材料は、甘味料で知られる「甘草」と「塩化アンモニウム」。もともとは、のどの痛みや咳を和らげる薬として、薬屋さんでのみ販売されていたようです。
しかし、ほのかな塩味とその独特のアンモニウム臭で、世界一まずいアメと言われているとか。実際に食べたことのある、おせんべいさん*に、「まずいですよ」と言われたら、買う理由もありません。
でも、こんなにお店に並ぶってことは、地元では大人気のようですね。普通に食べているそうです…。
*おせんべいさんは、フィンランドに留学中の、隊長の教え子です。
ヘルシンキの食べ歩きを終えて
オシャレで、おいしいものがあふれているヘルシンキ。
ぷらっと、まち散歩に出かければ、ステキなカフェやレストラン、ベーカリーがあちこちに。ほんと、誘惑がたくさんです・・・。
でも、せっかくなので、ときには、その誘惑に負けてもいいかな~、なんて思えるほど、ステキなところでした。
ヘルシンキの美味しいものを探している方へ、こんな現地ツアーもありますよ。要チェックです。
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