旅に何をもっていくか。
それは、何をテーマに旅をするか、どこを旅するか、によって変わるもの。
世界の絶景ビーチを見たい、とか、世界遺産めぐり、とか、電車の旅、とか。人によって、旅のテーマはちがうから、持っていく必要のあるものが異なるのだって当然。
海がテーマの人は、水着が必要。でも、私たちには必要じゃない、みたいにね。
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自分の旅テーマを考えよう
まずは、自分の旅テーマについて、考えてみよう。どんな旅にしようかな・・・。
自然が第一
自然が大好きな私たち。ハイキングやキャンプなど、やっぱり自然を感じることのできる活動をテーマにしよう!サイクリングやジョギングも、私たちの旅をカタチづくる大切な要素。
- スイスには1ヶ月間滞在し、週4ペースでハイキング。今思えば、ストイックな毎日…。
- オランダでは1週間の周遊サイクリング。
- 日照りと戦う2泊3日のマダガスカル、カヌーキャンプ。
- タスマニアでは、大自然を感じながらのキャンプ生活。
とにかく、自然を楽しむこと、カラダを動かすこと、がメインだ!
現地の人のくらしや考え方に触れる
いつだって、どこでだって、できるだけ地元の人の生活や考え方に触れたい。自分たちに刺激を与え、常に新たな風を送り込んでくれるモノだから。
スーパーマーケットや市場に行けば、その土地の名産や食文化が見えてくるし、町を歩けば、暮らしの様子が目に飛び込んでくる。地元の人と話せば、国民性みたいなものも、ある程度は見えてきたり。
こちらが触れようとすればするほど、本当にたくさんのことが見えてくる。
余暇の過ごし方、自然に対する考え方、仕事との向き合い方、食に対する考え方、子育ての様子、小学校のあり方、ときには、生き方そのもの…。
新たな考え方に触れ、その都度、自分の生活を振り返り、自分の考え方を見直し…。
自分が「正しい」と思ってやってきたことが、果たして本当に「正しい」ことだったのか、なんて考えさせられることもあるし、自分の価値観が音を立てて崩れていくこともあるけれど、そういうのが新鮮で、面白い。
凝り固まった考えなんて、つまらないしね。
常に前を向いて、変化を恐れない人でありたいなぁ!と。
ふふふ、結構、深い旅でしょ!?いつも、おちゃらけたことをしているだけではナイのです!!
旅テーマに合った必要なものたち
私たちの旅テーマはアウトドア。必要なものをバックパックとサブバックに詰め込み、総重量は15キロ強。その中で、特に優秀だった精鋭たちを紹介します。パソコン、カメラ、充電器などのガジェット類の紹介は、またの機会に。

大事なのは靴
山登りがメインの活動だったので、もちろん山靴は必須。その他、サイクリングやジョギング用に、スニーカー。ぷらす、keen のサンダル。
計3足も…。そんなに靴を持って行く人は、なかなかいないんじゃないだろうか…。
ときたま、ビーチサンダルにバックパック、という旅人さんも見かけましたが、私たちには、無理なんです。だって、私たちの足はそこまで強くない…。しっかりとした靴じゃないと、疲れも溜まってしまう。
だから、重たいバックパックを背負って歩くときも山靴で。
でも、山靴だけだと、朝ジョギングを楽しめない。
マダガスカルやアフリカは、きっと暑いし、サンダルも必要だ。
必要ならば現地で買えばいい、という考えもなかったわけじゃないけれど、どうせ私たちのことだ、現地ではきっと買わないだろう・・・と、計3足持っていくことに決めたのです。
それに、靴はやっぱり履き慣れているものが一番だしね。
魔法のシーツと耳栓
アウトドアがメイン活動だった私たちにとって、トラベルシーツは必需品。スイスの山小屋でも、マダガスカルの宿やキャンプでも、あらゆる場面で大活躍。
トラベルシーツのメリットは、
1、包まれることによる安心感
2、温かい(体感が3℃アップ)
特に、ケッペキの新人にとって、「安心感」はとっても大事。マダガスカルの宿は、いろいろな意味で不安だらけでしたから。
「安心」と言えば、耳栓&虫除けスプレーも忘れずに。
耳栓は、飛行機やバスなどの移動時だけでなく、山小屋やキャンプ場でも役立ちます。人や鳥の声、風、雨など、いろんな音が気になってしまうものですから。
虫除けスプレーは、主にマダガスカルで活躍してもらいました。天敵 Mr.G から身を守る魔法のスプレー。
シーツも耳栓も虫除けスプレーも、私たちにとって、安心感を与えてくれる魔法のアイテムなのです。
すぐ乾く衣類たち
ほぼ毎日のように手洗いをする私たち。そのため、衣類は乾きやすさがポイントです。
中でも、下着と靴下は、速乾性が命。だから、登山用・スポーツ用のものを。
下着や靴下だけでなく、Tシャツや、ズボンだって、綿の長ズボン以外は、手で洗っちゃいます。だから、やっぱり基本は、すぐ乾く優れものたちをチョイス。
もともと山登り好きなので、自分たちが持っていた、山ズボンやTシャツを中心に、持っていきました。
雨の日・寒い日に体を暖める防寒着
山の天気は変わりやすく、山小屋の朝晩はそれなりに寒い。9月のフィンランドは、昼だって結構寒い。
そんなときに、雨がっぱ、軽フリース、ウルトラライトダウンは、体を暖めてくれる強い味方。
雨がっぱは、軽くて小さくたためる山用のものを、新調。最近は、軽量コンパクトのものが出ているので、おすすめです。
軽フリースも山用です。こちらは、もともと持っていたもの。薄くて、暖かくて、さすが山着。
ウルトラライトダウンは、ユニクロさん。十分暖かいし、軽量だし。
お気に入りの服、高価な服はもったいない
せっかくの旅。自分のお気に入りの洋服で、と思っていたけれど、手洗いを繰り返すと、Tシャツもでろでろになってしまうし、下着なんて、下手したら一回り大きなサイズに大変身。ズボンや帽子は、日焼けで、すっかり、カラカラ色へ。
旅が終わったと同時に、お役ご免、となってしまうかもしれません。
そう考えると、大のお気に入りや値段のはるものは、ボロボロになったときにショックが大きすぎるかも?
着やすくて、洗いやすくて、なおかつ、ある程度丈夫な生地。これに限ります。
強い味方の洗濯ハンガーと洗濯石けん
毎日の日課が洗濯だったので、折りたたみ式のハンガーと洗濯石けんは、大切な旅アイテム。
洗濯石けんは、粉末タイプ。プラスチック製のハチミツのボトルに入れ替えて。これがとっても便利。
ドミトリーの2段ベッドは、洗濯干しに最適。ハンガーさえあれば、問題ありません。2段ベッドじゃないときも、ドアノブや、机の端、イスの背もたれなどが、洗濯干しに早変わり。
だから、せっかく持っていった洗濯ひもの出番は、あまりなかったな。
大切なことを書き綴るポケットノート
特にマダガスカルで活躍したポケットノート。小さくて、ポケットにすぽっと入る手軽さがいい。
現地の人から教わった言葉、マダガスカルコーヒーのおいしさのヒミツ、ムカリ(パン)の作り方、それから、子どもたちにあげる名札。
名札は、お菓子をせびる子どもたちに、あげていました。名前を日本語で書いて。
たくさんの言葉で埋め尽くされたノート。私たちの大切な思い出ノート。
必要じゃなかったものたち
持っていったけれど、結局使わなかったものたち。それは、シャンプーと洗濯板。
日本と水の性質がちがうヨーロッパ。日本のシャンプーは、日本の水質に合わせて作られたもの。だから、ヨーロッパで使うと、髪は大変なことに。
郷に入っては郷に従え。シャンプーは現地のものが一番です。
また、洗濯板も全く使いませんでした。洗面台でじゃぶじゃぶ洗ってしまう方が、はるかに簡単だ。
私の「要る」は、あなたの「要る」とは限らない
ここに書き出したのは、あくまで、私たちの旅に必要だったもの。
私たちが「必要だと感じたもの」は、必ずしも、他の旅人さんの「必要なもの」とは限りません。
それぞれの旅スタイル、旅テーマに合った精鋭たちを選ぶのが、何より大事だと思います。
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